(スターの星) 
わりと軽い気持ちで書き始めたお話がここまで長く&完結までに時間がかかるとは、このとき予想もしていなかったのであった それはあなたが遅筆のせい はい
王様と言えば跡部くんなんだろうけど私の中で彼は社長。幸村のが王様
タイトルについて:幸村は作中にもある通り立海のスター→そのスターにとっての星=真っ暗な夜でも輝いていたり、心の中で太陽ほど苛烈ではないぼんやりじんわりした輝きを放つもの、時々見上げる程度の距離感だけど場合によっては道しるべ=主人公の女の子
というイメージで考えたものでしたが、今考えてみると話の出だしからむちゃくちゃ特別な存在で笑う
まあこの時点で恋愛的な意味ではないにしても特別っちゃ特別だからいいか


(やさしい王様) 
個人的に幸村は基本過去の自分の行いについてうだうだ言ったり引きずったり自嘲したりしないと思ってますが、言わせたい言葉がある時は平気で自虐する
相手に怒られてもやる。絶対否定されるのわかっててやる
おいおい欲しがり屋か~!?(多分そう)
最後の主人公の言葉に関して幸村は作中描写とともに、この子は当たり前のように来年も俺と一緒に向日葵と見るつもりなんだな、つってしみじみと微笑ましくもなっている
タイトルについて:何のひねりもなく話中にある通りです


(照る日) 
色々とわざと。わざとじゃないのは忘れ物のくだりくらい
ゆ~きむら君が微妙に痺れを切らしてきてる時期
柳登場はわたしの趣味だ! なぜなら好きだからだ!
タイトルについて:幸村くんの慈悲(と主人公は思っている)があったか~い日の光のごとしである&冬にはありがたいよね&照る日という言葉から連想したのが日暮れだったので途方に暮れるさまに合う気がする
ていうかんじで決めたような記憶があります すべてが激個人的イメージ


(スイッチ) 
当時から立海は湘南とか鎌倉とかその辺にあるイメージでしたが地理は捏造の上に滅茶苦茶ですお許しください! 信じないでください!
周りからどういう風に見られているかをまるで気にしない&どうせ俺の事は友達だと思っているんだろうと侮っていたため主人公の心の機微に気づかず、『自分と幸村くんでは釣り合わない』のが恥ずかしいっつーある種のつけ入りどころを素で見逃したのでどうして突然黙りこむのかマジでわからない→やっぱり寒かったのかな? とりあえず体あっためるかと雑な優しさを見せる幸村氏が書きたかったところでもあります
くそみそに言うやん
タイトルについて:恋愛的なスイッチが入った+そこまで気にしていなかった点での羞恥心の芽生えスイッチON回
でも『照る日』でおでこに拳のせられた時にスイッチはもう入れられてたから、むしろ前話がこのタイトルなのでは?(今さら~) 


(1/1スケール神様) 
大事なはずのオチは微妙にコメディになりましたそんなつもりはなかった
幸村のモテ設定は公式参照ですチョコ125個で何? 偉人? ふつうに有名人すぎない?
タイトルについて:またしても話の中にある通り、等身大の神様・幸村精市
ていうところから始まって人の子・幸村精市になるのがこのシリーズのテーマだったのかもしれないな~て今ふり返ってみて思う


(柳くんは自主的に見た) 
柳は絶対にお節介。そして人間が好きだと思う
人の恋愛沙汰をすげー面白がりつつも意外と真面目によかったなと思ってそう。いい奴
もうおわかりでしょうがわたしはある2人を眺めている恋愛感情のない外野視点が癖―ヘキ―です
これからもどうぞよろしくね


(死ぬまでダンス) 
これは今思うともっと短くまとめられたよね…ごめんちゃ…の反省がある
全編通してのろけの話であり、わりと根に持つ幸村がアイラブの主張
もっと率直に言いたいこと言うタイプと思うんだけど、まだ距離とかその他色々はかりかねている時期なのでこう
タイトルについて:彼と付き合うと強制的にダンスの相手をさせられるがごとし日々が始まりそう
脳内イメージは手をとり合い向き合い楽しそうにくるくる回る感 振り回されるとも言う そうとしか言わないんとちゃうか
てのが死ぬまで続きそうだなっていう…(地獄で受ける罰か?)
この話を書いただいぶ後に星野源のPair Dancerという曲を知ったのですが、最終的にたどり着くのはこんな感じかもしれんと思いました 作文
でもこの時点ではまだハチャメチャな勢いがあって笑いながらハチャメチャなステップを踏んでるしミスりまくっててその度に大笑い、みたいな段階


(already) 
この辺の幸村は超スローカーブでしか関係性や物事が進まんのが段々おもろくなってきています
シリーズ後半の時期と比べるとかなりのだいぶ回りくどい。って作中でも言うとる
↑の死ぬまでダンスもそうですが、この辺にきてもまだ探り探りなのかもしれない
タイトルについて:ひねりもないよ! 最後の既に=already が由来だよ!


(背中の彼) 
相変わらずの柳は趣味です
わたしがぜったいに出したいし彼は幸村君への思い入れがきっちりある(わかりやすい例:毛利パイセンとのあれこれ)し情に弱い男だからです。勝手に断言すな
話の流れとしてはシリアスに見せかけたただのバカップルになりました
タイトルについて:最後の背中へ張り手する描写からってのと、むちゃ個人的でアレなんですが幸村氏を思い浮かべるとき、まず背中が出てくるんスよね…… ほんとうに個人的じゃん
主人公からすると何にしても先をゆく人なので背中見ることが多いというのもある
てところからこのシリーズ最後の話に辿りつく


(メモリーズ・オブ・パラダイス) 
なんてこたあない日常の話にしようと思っていたのにいつの間にやらあれこれどっかで見た流れ!
幸村は基本的に愛情深い人だと思っております。好きな人に対しても、花に対しても、友達とか家族とかまわりの人に対しても。その表現方法が時と場合によってアレでソレだけど(にごす)
ほんとは背中の彼とこの話の間にイマジネーションCが入るのでやる事やってる後です
それゆえに前話とくらべたら距離感と空気感がやや違うよう(に書いたつもり)なのが伝わってたらいいな~という希望的観測~
タイトルについて:昔聞いた洋楽にこの一節があって直訳すると楽園の記憶なわけだけど、楽園てそもそも永遠に続かん(とわたしは思っている)し『記憶』だからナウでその楽園にいるわけじゃなくねえか? 楽園だった頃や場所を思い出してるんじゃねえか? てとこから着想を得て、学校の屋上なんて卒業したら入れないけど非常に思い出深い場所だよねこの幸村君にとっては
そういうかんじで決めました マジですべてを感覚で決めている


(セプテンバーにはまだ早い) 
幸村くんは要領良し♡
わりと真面目に赤也の幸せを祈りつつ、祈るまでもなく自力で掴みそうだなあ~という感想文
なんとなく先輩の彼女にまあまあ礼儀正しく、ふつうに仲良くなりそうなイメージ
そして単純に女子の先輩でいるより先輩の彼女の女子(ややこしい)でいる方が尊重してくれそう
もしかして:びびってる
タイトルについて:これもひねりなしだな! そんなんばっかや!
赤也の誕生日の前月だから&2人のような関係は赤也にはまだ築けないの『まだ早い』です


(Over?)
男子のものを拝借していろんな差を感じるシチュエーションがやたらと好き みんなも好きじゃん?
幸村君みたいなもの柔らか顔だけは優しげ男子がバチバチに筋トレしとって力持ちなのも好き みんなだって好きじゃん?
↑決めつけ大将↑
彼ジャー彼シャツがメジャーかもしれんがわたしはテニプリだったらパワーリストとかシューズとかのがより好みかもしれない
タイトルについて:電話じゃなくて無線だけど最後に『オーバー?』て言うやつです。Over to you(どうぞ)の方。自分の話は終わったから次はあなたの番ですよの合図
なんかそういうやり取りてかコミュニケーションの仕方をしそうだな~神の子~ていう…
一方的に話しまくったり黙りっぱじゃなく自分の話の後に相手の話・意見を聞く姿勢っていうか…でも最初は相手からじゃなく自分の話なんだっていう…主張強…LOVE…


(彼女のエクスクラメーションマーク)
夢でも漫画でも乙女ゲでもなんでも当初は主人公視点側から話が始まってのちのち相手側視点からあの時はこうだったんだよが明かされるの大好きすぎて書くしかなかった
彼女にも友達にも真田にも『それ言えばいいのに…』をくり返すのが幸村精市だとおもっている
そして痛い目を見るともおもっている(やめたれ)
タイトルについて:『!?』←エクスクラメーションマークはこれ
シリーズをここまで書いてきて、幸村と一緒にいると『!?』がいっぱいついてくる表情リアクションになること多いな……に気づいてのタイトル決定


(正しい解を求めなさい)
わりかしほのぼのデートからの自分起点でかましておいて、
…っぶね~~~! セウト!! おっし切り替えてこ!(ただし切り替え方法はやや脳筋気味)
みたいな幸村の氏が書きたかっただけですすみませんでした
最初そんなつもりなかったのに段々そんなつもりの気になってきちゃったな、どうするもこうするもないけどどうしようか
みたいな幸村の精市氏が書きたかっただけですごめんなさいでした
タイトルについて:一緒にいると表題のようなことをお求めされている気持ちになりがち男、それが幸村(意見には個人差があります)
正解が…わからねえ!! ってなるけど、本人はぜんぜん正解とか求めてないのであった
『そもそも正解なんてないだろう?』派や
ほんでわりとおもしろがって受け入れるタイプ


(本能に忠実)
何年経っても押しが強い
なにもかもに容赦しない
タイトルについて:つねに理性的寄りな幸村君はでも超絶本能に忠実だよね。ぜんぜん隠さないよね。の矛盾が好好好(ハオハオハオ)


(世界の終わりで君が泣く)
書いているときはあまりにも期間が空きすぎて(……)わかんなかったんですが、シリーズはじめから通しで読むと『いや前話との落差!!』になることに気がついた。遅
該当ページであとがきを書いているので軽く
タイトルについて:10話に出てくる表現と結びつけて
涙を流すという意味で泣いていたのは主人公だけど、幸村君もまた違った形で泣いてたかもしれないなぁ、『君』は2人とものことなのかも と書き終えたからおもいました。意図したことではなかったけれども